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[スキージャンプ] 最低限知っておきたいルール・見どころ

北京2022スキージャンプ:知っておくべき5つのこと
出典:国際オリンピック委員会

スキージャンプを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルール見どころなどを簡単に書きました。これを読んでスキージャンプ観戦をもっと楽しみましょう!!

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目次

  1. 歴史
  2. ルール
  3. 見どころ
  4. まとめ

歴史

スキージャンプは、1840年頃のノルウェー・テレマーク地方が発祥と言われています。

スキーで遊んでいる際に自然発生的に競技となったと伝わっています。

ノルウェーの処刑法から発展したという説もあるようだが、根拠はないようです。

1877年にノルウェーではじめてジャンプ競技会が開催されました。


ルール

出典:日本オリンピック委員会

スキージャンプは、ジャンプ台での助走・踏切を利用して飛び出し、飛行距離の長さ飛形・着地の美しさを競います。

<種目>

ジャンプ台の大きさ(ヒルサイズ)やK点(飛距離の基準点、詳しくは下記の飛距離点についてを参照)までの距離などによって、ノーマルヒルラージヒルフライングヒルなどの種目に分かれます。

個人戦と1カ国4名で出場する団体戦があります。

<勝敗>

1回のジャンプごとに飛距離点飛型点が算出され、それを足したものを1回のジャンプの得点とします。

選手は2回ジャンプをし、それぞれのジャンプの得点の合計で順位が争われます。

<飛距離点>

ジャンプ台ごとに決められているスコアの基準点をK点と言い、K点は60点です。

K点を越えると1mにつき決められた点数が加算、K点まで到達しないと1mにつき決められた点数が減点されます。

1mあたりの点数はジャンプ台ごとに異なります。

また、ゲートの位置風速風向きによる加点・減点もあります。

<飛型点>

空中や着地時の姿勢美しさ正確さを点数化します。

5人の飛型審判員がそれぞれ20点満点から減点方式で採点し、1番高い点数と1番低い点数を除いた3人の合計を飛型点とします。

<スキー板の長さ>

選手の体重に応じて決められています。

そのため、体重が軽い人ほど有利という訳ではありません。


見どころ

長い距離をきれいな姿勢で滑空する姿は圧巻です!

急斜面を滑り、飛び立つ時の速さはなんと時速90km以上にもなります!

選手たちの勇気には感服します。

選手たちに求められるのは、技術や勇気だけではありません。

テレビ観戦ではわかりにくいですが、風向きや風速を読んでスタートの位置を決めるという戦略も重要になってきます。


まとめ

スキージャンプは、技術戦略勇気が求められるスポーツです。

競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう!!

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