スポーツ

[スケルトン] 最低限知っておきたいルール・見どころ

北京2022スケルトン:知っておくべき5つのこと
出典:国際オリンピック委員会

スケルトンを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルール見どころなどを簡単に書きました。これを読んでスケルトン観戦をもっと楽しみましょう!!

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目次

  • 歴史
  • ルール
  • ボブスレー・スケルトン・リュージュの違い
  • 見どころ
  • まとめ

歴史

19世紀後半、アルペン地方で輸送用としていたそりが起源と言われています。

始めはまっすぐなコースでしたが、次第にスリルを求めるようになり、カーブも作られていきました。

スケルトンという名前は、競技用のそりが骨組みだけで、まるで骸骨のように見えたからのようです。


ルール

出典:日本オリンピック委員会

スケルトンは、氷で造られたコースを鉄製のシンプルなそり頭を下にしてうつ伏せで滑り降り、そのタイムを競う競技です。

2~4本(大会によって異なる)滑走し、そのタイムの合計で順位を競います。

そり及び競技用用具を含む選手の総重量は120kgと制限されています。ただし、大会ごとに総重量やそりの部品、そりだけの重量などもっと厳格に決められています。

競技の滑走順は早い順番ほど氷の状態が良く有利になります。そのため、スタート順もルールで決められています。

選手はスタート後、そりを押しながら全速力で走り加速させ、腹ばいに飛び込みます。重心移動によってそりをコントロールします。


ボブスレー・スケルトン・リュージュの違い

<ボブスレー>

ハンドルとブレーキのついたそりに、2人または4人で乗り込みます。

<スケルトン>

鉄製の小さなシンプルなそりに、頭を前にしてうつ伏せで、1人で乗り込みます。

<リュージュ>

小さなそりに、足を前にして仰向けで、1人または2人で乗り込みます。


見どころ

スケルトンは、最高時速が時速130kmにもなります!

このものすごい速さの中で頭を前にして、そりをコントロールする勇気技術には驚かされます!

タイムの善し悪しは、スタートダッシュの速さ、コースのライン取り、空気抵抗の少ない滑走フォーム、用具によって決まります。


まとめ

スケルトンは、勝敗がわかりやすくスピードも速い迫力のあるスポーツです。

競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう!!

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