ノルディック複合を初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルールや見どころなどを簡単に書きました。これを読んでノルディック複合観戦をもっと楽しみましょう！！
北京2022オリンピックの他の競技はこちら
目次
- 歴史
- ルール
- 見どころ
- まとめ
歴史
ノルディック複合は、クロスカントリーとスキージャンプの両方を行って順位を決める競技です。
スキーの歴史は古く、紀元前2500年頃のスキー板が出土した記録があります。
スキーは、雪道を効率よく進むために考えられました。
それが発展して、クロスカントリーやスキージャンプ、アルペンスキーなどの競技になっています。
ノルディック複合は、19世紀後半に初めて競技会が開催されたとされています。
ルール
ノルディック複合は、クロスカントリーとスキージャンプの両方を行って順位を決める競技です。
クロスカントリーのルールはこちら
スキージャンプのルールはこちら
前半にジャンプ、後半にクロスカントリーを行うグンダーセン方式。
前半にクロスカントリー、後半にジャンプを行うマススタート方式の2方式があります。
種目は、個人戦と団体戦の2種目あります。
＜個人戦＞
グンダーセン方式の場合、前半にジャンプを1回飛び、その得点差によって後半のクロスカントリーのスタートのタイム差が決まります。
タイム差によって順番にスタート後、10km(基本1周2.5km×4周)を走り、ゴール到着順がそのまま順位となります。
マススタート方式の場合、前半のクロスカントリーは全選手同時にスタートします。
1位でゴールした選手を基準に、タイム差でポイントが配分されます。
そのポイントと後半のスキージャンプの得点を合算して、最も得点の高かった選手が勝ちです。
＜団体戦＞
1チーム4人で組まれます。
4人全員が1本ずつジャンプを飛び、4人の合計ポイントをタイム差に換算します。
クロスカントリーはそのタイム差によってスタートし、4人がリレー形式で走ります。
距離は1人あたり5km( 基本1周2.5km×2周 )です。
見どころ
ノルディック複合は、勇気・技術・美しさが求められるスキージャンプ、パワー・体力・精神力が求められるクロスカントリーの両方を極めなければなりません。
そのため、ノルディック複合の優勝者には「King of Ski」の称号が与えられます！
それだけ過酷の競技ですが、見応えも抜群です！
スキージャンプでは、急斜面を滑って飛び立つときの速さは時速90km以上です！
選手たちの勇気には感服です！！
クロスカントリーでは、体力が無くなってきてからの終盤のデッドヒートは観戦しているこっちも熱くなります！
まとめ
ノルディック複合は、スキージャンプとクロスカントリーを両方見ることができる見応えのあるスポーツです。
競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう！！
北京2022オリンピックの他の競技はこちら
