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[アイスホッケー] 最低限知っておきたいルール・見どころ

出典:国際オリンピック委員会

アイスホッケーを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルールや見どころなどを簡単に書きました。これを読んでアイスホッケー観戦をもっと楽しみましょう!!

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目次

  1. 歴史
  2. ルール
  3. 見どころ
  4. まとめ

歴史

アイスホッケーの歴史は古く、起源説は数多く存在します。

16世紀のオランダの絵画に描かれている、市民が凍結した運河の上で行っているスポーツの光景が、ホッケーの起源説。1763年にフランスからカナダ領土を勝ち取ったイギリス人兵士達が、カナダの長い冬の慰みに始めた説など。

アイスホッケーのルールが定められたのは、1877年、カナダのモントリオールにあるマックギル大学の学生らがフィールドホッケーとラグビーを組み合わせた競技ルールを考案しました。さらに翌年には同大学でアイスホッケー部が誕生しました。発足当時のルールは9人制でした。以後、幾度かのルール改正に伴い、現在の6人制に落ち着きました。

アイスホッケーは、ヨーロッパで行われていたスティックとボールを使った同様のゲームを基に、19世紀初頭にカナダで誕生しました。“ホッケー”という言葉は、古いフランス語で「棒(stick)」を意味する「hocquet」に由来しています。


ルール

<勝敗>

試合時間60分、試合終了時点で得点の多いチームの勝ち。同点の場合は、延長戦を行います。

<人数>

6人対6人で戦います。ベンチには各チーム22人まで入れます。選手交代に回数制限は無く、頻繁に交代します。

<得点>

スティックでパックを敵ゴールに入れたら1点。その際、敵の体に当たって入ってもゴールになります。スティックを使わずに、手で投げたり、足で蹴ったりして入ったものは得点にはなりません。また、ゴールの前にある青く塗られた半円に入ってシュートしたり、別の選手がシュートしたときに、味方の選手がその半円に入っていたりすると得点にはなりません

<ペナルティー>

スティックで相手をひっかける「フッキング」やスティックのブレードを肩より上に上げたりする「ハイスティック」、相手の腕や体、スティックを手でつかんだりして妨害した場合の「ホールディング」、他に「エルボーイング」、 「チャージング」「ボーディング」・・・・・

タックルはOK

反則の重さによって、選手の退場時間が変わります。反則を誘って、いかに相手選手にペナルティーを与えるかが鍵。敵の人数が少ないときに一気に人数差で攻め込みます


見どころ

アイスホッケーは氷上の格闘技と呼ばれるだけあって、とても激しいです!削られた氷が巻き上がります!

前述したように選手交代に回数制限が無いため、体力を気にせず、最初から最後まで常に全力でぶつかっていきます。殴る蹴るは反則だけど、タックルはOKなので迫力満点

アイスホッケーはサッカーとは違い、コートの壁ゴールの裏も使えます。壁にバウンドさせてパスするプレーは、見てて「うまっ!!」って声が出ちゃいます。

パックの動きは最高時速180kmとも言われています。観戦してるときにパックを見失うこともしばしば、、、リプレーのスロー再生はとてもありがたいです。


まとめ

アイスホッケーは、頭も体も使う、迫力満点のチームスポーツです。

ルールや見どころを知っているのと知らないのでは面白さが全然違います。

選手同士の熱いぶつかり合いを皆さんも楽しく応援しましょう!!

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