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[フリースタイルスキー] 最低限知っておきたいルール・見どころ

北京2022フリースタイルスキー:知っておくべき5つのこと
出典:国際オリンピック委員会

フリースタイルスキーを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルール見どころなどを簡単に書きました。これを読んでフリースタイルスキー観戦をもっと楽しみましょう!!

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目次

  1. 歴史
  2. ルール
  3. 見どころ
  4. まとめ

歴史

アルペンスキーやクロスカントリースキーなどのスキー競技が発展していく中で、もっとアクロバットな方向に発展していったのがフリースタイルスキーです。

1930年代、ノルウェーでトレーニングの間や遊びなどで行っていたものが始まりと言われています。

1950年代にはプロスキーヤーによるパフォーマンスが行われるようになり、1970年代にはカナダなどで競技会が開催されるようになりました。


ルール

フリースタイルスキーは、パイプジャンプ台などの障害物を使って、アクロバットな演技をする競技です。

種目は大きく分けて、モーグルエアリアルスロープスタイルハーフパイプスキークロスの5種目です。

<モーグル>

出典:日本オリンピック委員会

コブが作られた急斜面のコースを滑り降り、途中で2回エアと呼ばれる空中でのアクロバットな技をする。

ターン60%、エア20%、タイム20%で採点され、合計点数で順位を決めます。

ターンの正確さとタイムの早さ両立が鍵となります。

<エアリアル>

出典:日本オリンピック委員会

ジャンプ台を使ってジャンプし、空中で演技します。

距離と高さ20%、エア50%、着地30%で採点され、合計点数で順位を決めます。

<スロープスタイル>

出典:日本オリンピック委員会

800〜1000m前後の斜面にジャンプ台やレールなどの障害物が連続的に設置され、それらを使って滑走しながら演技します。

技の難易度完成度構成などを採点し、合計得点で順位を決めます。

各ラウンドごとに2回滑走します。

<ハーフパイプ>

出典:日本オリンピック委員会

パイプを半分に切ったようなコースで、左右の壁を使って演技します。

ジャンプの高さや技の難易度完成度を採点します。

3回滑走し、高い方の得点で順位を決めます。

<スキークロス>

出典:日本オリンピック委員会

複数人で同時にスタートし、障害物が設けられたコースで先着を競います。

接触転倒が多いです。


見どころ

エアリアルスロープスタイルハーフパイプは、タイムは関係なく、技のみが採点基準となっています。

選手ごとに技の構成が違うので見ていて飽きません

連続で大技が決まったときは、大盛り上がりです!

一方、モーグルは技だけでなく、ターンとタイムも採点基準となります。

速いスピードを保ったまま流れるようにジャンプし、技を披露します。

そのため、飛んでいるように見えます!

スキークロスは、ポジション取りが重要なため、接触が多く転倒もします。

スタートからゴールまでずっと競り合っているので、一瞬も目が離せません


まとめ

フリースタイルスキーは、比較的新しいですが、とても人気があるスポーツです。

競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう!!

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