ボブスレーを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルールや見どころなどを簡単に書きました。これを読んでボブスレー観戦をもっと楽しみましょう！！
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目次
- 歴史
- ルール
- ボブスレー・スケルトン・リュージュの違い
- 見どころ
- まとめ
歴史
19世紀後半、アルプス地方で輸送用として使われていたそりが起源と言われています。
その後、ヨーロッパの富裕層や冬山リゾート客の遊びとして発達していきました。
ボブスレーの名前は、直線でのスピードが増加するにつれて選手が前後に振れる（=bob）ことに由来します(諸説あり)。
ルール
ボブスレーは、流線型をした鋼鉄製のそりに乗り、氷で作られた1400m前後のコースを滑り降り、そのタイムを競う競技です。
男子2人乗り、女子2人乗り、男子4人乗りの3種目あります。
4本滑走し、そのタイムの合計で順位を競います。
使用するそりは、前方にハンドル、後方にブレーキがついています。前の選手がハンドルでそりをコントロールし、後ろの選手がゴール後にブレーキを引いて減速させます。滑走中はルールによりブレーキは使えません。
重量は重たいほど有利となるため、そりと選手の総重量は2人乗りで最大390kg、女子は325kg、4人乗りは630kgまでと制限されています。ただし、大会ごとに総重量やそりの部品、そりだけの重量などもっと厳格に決められています。
選手はスタート後、そりを押しながら全速力で走り加速させ、そりに乗り込みます。先頭の選手はハンドルでそりをコントロールし、残りの選手は空気抵抗を減らすために体を小さく丸めて滑走します。
ボブスレー・スケルトン・リュージュの違い
＜ボブスレー＞
ハンドルとブレーキのついたそりに、2人または4人で乗り込みます。
＜スケルトン＞
鉄製の小さなシンプルなそりに、頭を前にしてうつ伏せで、1人で乗り込みます。
＜リュージュ＞
小さなそりに、足を前にして仰向けで、1人または2人で乗り込みます。
見どころ
ボブスレーは、氷上のF1レースと呼ばれており、最高時速は時速140ｋｍを超えます！
轟音を立てながら高速で滑走する姿は、迫力満点です！
この速さの中でそりをコントロールする選手たちの勇気と技術には驚かされます！
タイムの善し悪しは、スタートダッシュの速さ、いかに減速せずにそりに乗り込めるか、コースのライン取り、空気抵抗の少ない滑走フォーム、用具によって決まります。
まとめ
ボブスレーは、より速くゴールするというシンプルなルールですが、スピードは速く迫力のあるスポーツです。
競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう！！
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