クロスカントリースキーを初めて観戦する人向けに、これだけは最低限知っておきたいルールや見どころなどを簡単に書きました。これを読んで、アルペンスキー観戦をもっと楽しみましょう!!
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目次
- 歴史
- ルール
- 見どころ
- まとめ
歴史
クロスカントリースキーは、雪の積もった平地や丘を登ったり下りたりして駆け回るスポーツです。
元々は、雪道を効率よく進むために考えられた移動方法でした。そのため、起源はとても古く紀元前からだと言われています。
紀元前2500頃のスキー板が出土した記録や、洞窟に人々のスキーをしている様子を描いた壁画が発見されています。
積雪の多い北欧では、スポーツとしてだけではなく、生活の一部として昔から浸透しています。
ルール
クロスカントリースキーは、クラシカル走法と走法に制限の無いフリー走法の2種類と距離やスタート方法によって、種目が分かれています。
フリー走法では、スケーティング走法をする選手がほとんどです。
スタート方法には、一定の時間差をおいてスタートする「インターバルスタート」と、一斉にスタートする「マススタート」があります。
<クラシカル>
クラシカル走法で、距離やスタート方法は大会によって異なります。
<フリー>
フリー走法で、距離やスタート方法は大会によって異なります。
<スキーアスロン>
前半をクラシカル走法、後半はフリー走法で走ります。
スタート方法はマススタートです。
中継地点でフリー走法用のスキー板に履き替えて、そのまますぐに後半を走ります。
<パシュート>
前半をクラシカル走法、後半はフリー走法で走ります。
パシュートはスキーアスロンとは違い、前半と後半が分かれています。
前半はインターバルスタートで、後半は前半の順位が高い選手から時間差でスタートします。
<スプリント>
走法は大会ごとに異なります。
他の種目は10km、20kmなど長距離なのに対して、スプリントは1.5km前後と短距離です。
スタート方法はマススタートです。
<リレー>
大会ごとに人数、走法は異なります。
スタート方法はマススタートです。
見どころ
クロスカントリースキーは、ほとんどの種目が長距離で長いものだと50kmになります。そのため、持久力がとても重要になってきます。
序盤で飛ばしすぎると最後にバテて抜かされてしまいます。最後の逆転劇や体力がほとんど無くなってからの気力の勝負は、見てるこっちも熱くなります!
また、スタート方式の違いも重要です。
一斉にスタートするマススタートでは、スタート直後にいかに良い場所につけるか、どうやって前の選手を追い抜くかが鍵になります。場所の取り合いで選手同士が接触して転倒することもあります。
時間差でスタートするインターバルスタートでは、選手同士の接触はほとんど無く、全員がゴールするまで結果がわかりません。そのため、選手たちは最後の最後まで自分と戦って追い込みます!
まとめ
クロスカントリースキーは、走法、スタート方法、距離によって種目が分けられています。
長距離を走破する持久力と、自分を極限まで追い込む精神力が問われるスポーツです。
競技のルールや見どころを知って、皆さんも選手たちを楽しく応援しましょう!!
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